第16回全国デフバスケットボール大会  福岡ミミリーグ 実施要項

福岡ミミリーグ競技実施要項

1.競技規定
現行の公益財団法人日本バスケットボール協会規則に則る。ただし、一部は今大会の規定に従って実施とする。

2.競技方法
(1)男女ともにブロック別に予選リーグ戦を実施、その後、上位また下位チームによるトーナメント戦で実施する。
(2)予選リーグ
①8分の4ピリオドで実施し、時間は流す。各ピリオドの間にインターバルは1分、ハーフタイムは5分とする。
②フリースロー、タイムアウト、交代の場合は時間を止める。それ以外に、審判から指示があった場合も止める。
③タイムアウトは前半に1回、後半に1回(計2回)とする。
④パーソナルファールは5回で退場とする。
⑤予選順位は、ポイントによって決定する(勝ち2点、引き分け1点、負け0点)。
※勝ち点が同じ場合は、全ての試合の得失点差で順位を決定する。得失点差が同じ場合は、総得点が多い方を上位とする。

(3)決勝トーナメント及び順位決定戦
①10分の4ピリオドで実施し、時間は流す。各ピリオドの間にインターバルは1分、ハーフタイムは5分とする。
②4ピリオドの残り1分は時間を止める。
③タイムアウトは前半に1回、後半に2回(計3回)とする。
④フリースロー、タイムアウト、交代の場合は時間を止める。それ以外に、審判から指示があった場合も止める。
⑤同点の場合、最後にコートにいる選手でフリースロー対決とする。両者のチーム人数が等しい状態でフリースローを実施する。一方のチームの人数が少ない場合はもう一方のチームの人数を減らすことで人数の調整を行う。使用するゴール及び先攻・後攻は審判で決定する。両者チームで交互に1本ずつ打つ。全員がシュートを打ち終えた後、決めた本数が多いチームを勝ちとする。この方式で、勝敗の決着がつくまでのサドンデス方式で進める。

(4)決勝戦及び3位決定戦
①通常のルールで実施する。
②4ピリオドが終了した際、両チームの得点が同じだった場合は、2分のインターバル後、1回5分の延長で勝敗が決まるまで行う。

3.試合球
(1)公益財団法人日本バスケットボール協会の検定球とし、男子は7号球、女子は6号球とする。
(2)試合球は各チームが用意をする。

4.ユニフォームに関する規定
(1)組合せ表に向かって左側のチームが淡色(白色)、右側のチームが濃色を着用する。ただし、当該チーム間の話し合いにより、大会本部の了承を得た上で変更してもよい。
またベンチは組み合わせ表の左側チームがテーブル・オフィシャル席に向かって右側のベンチとする。
(2)リバーシブル着用可とする。ただし、ビブスは不可とする。
(3)インナーシャツ及びタイツはユニフォームからはみ出すものは不可とする。ロングタイツも不可とする。
(4)サポーターを着用してもよいが、ユニフォームと同様の色とする。

5.オンザコート2
(1)聴者の選手は、オンザコート2のルールで対応する。
①本大会への参加申込時点での聴者の登録人数の制限は設けないが、競技中にコート上で同時に立てる聴者の選手は2名までとする。
②怪我や退場等の理由により、コートに立てるデフの選手が2名になった場合も、引き続きオンザコート 2ルールを適用とし、例外は認めない。
(2)競技中に聴者の選手は、腕、もしくはユニフォームの前面の見えるところにカラーテーピングを貼る。カラーテーピングは大会実行委員会が用意をする。

6.試合開始時刻について
(1)原則として組合せ表の時刻通りに開始する。
(2)前の試合が遅れた場合等は、ゲームの開始前に3分(決勝戦及び3位決定戦は10分)のインターバルをおく。
(3)日時により試合開始が異なるので、十分に確認を行い、前のゲームの最終ピリオドには当該コートに待機する。

7.表彰
優勝、準優勝、三位のチーム、及び各成績上位の個人に表彰をする。

8.没収について
実施要項や各種注意事項、また主催者からの説明等を守らないチームは没収とする。

9.その他
(1)開会式・閉会式・コートでアップする際、チームの服装の色を統一(または同色系)する。
(2)タトゥーがある場合はテーピング、サポーター等で見えないようにする。
(3)選手は競技中に相手を傷つける恐れのある次のものを着用禁止とする。(指輪・ピアス・ヘアピンなど)
(4)試合中は補聴器の着用を認めない。補聴器はベンチに入る際に外すこと。
(5)自然災害などにより、大会を中止する場合があります。その際の参加料の返金はいたしません。また、交通宿泊等の個人負担費用についても補償はありません。最後に、いかなる理由があっても2018年度日本デフバスケットボール協会会員登録料の返金はいたしませんのでご了承ください。
(6)貴重品は各自の責任で管理してください。会場での盗難、紛失等の責任は主催者では負いません。
(7)大会中に撮影した写真や動画等を、大会要項やポスターなどの印刷物、本大会公式サイトなどに使用することを事前に承知し、肖像権については主催側に一任とさせて頂きます。また、新聞、テレビ等に掲載することとなった場合も同様とさせて頂きます。